理念浸透の本当の意味とゴールとは? | 中小企業の経営コンサルティングならブレインマークス
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2023.04.13

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理念浸透の本当の意味とゴールとは?

株式会社ブレインマークス

今回のテーマは「理念浸透の本当の意味とゴールとは?」です。

弊社の理念経営についての動画をご覧になった方から「経営者自身が変わる」という部分についてあまりイメージがつかない、というご相談をいただきました。「結局、経営者は具体的にどのように変化すべきなのか」とお悩みだそうです。

そこで今回は、理念経営のより具体的な行動、そして理念浸透の本当の意味とゴールについてお伝えしていきます。

■「社員に浸透」がゴールではない

理念について具体的な行動イメージが湧かないのは、そもそもどのような状態になれば理念が浸透したと言えるのかを理解していないためではないでしょうか。まずは、ゴールをしっかりと確認しておきましょう。

多くの人は、理念が浸透した状態を「社員ひとりひとりが理念に基づき行動できている状態」と考えていると思います。確かにそれも間違いではないのですが、問題はその状態が最上級だと認識していることです。

理念浸透の本当のゴールとは、社員に浸透しきったその先にあります。つまり、お客様や取引先といった外部の人たちにも会社の理念が伝わっている状態が「最も理念が浸透している状態」と言えるのです。

有名企業で言うと、ソフトバンクグループと株式会社タニタが良い例です。多くの方が、この企業がどのような事業を展開しているのかを知っていますよね。そしてソフトバンクグループは「情報革命で人々を幸せに」、タニタは「“はかる”を通して、世界の人々の健康づくりに貢献します」という理念を掲げています。企業の事業を知った上でこの理念を聞くと「なるほど」という納得感を得られるのではないでしょうか。この状態こそが、目指すべきゴールなのです。

■理念を事業に浸透させていくことが重要

それでは理念浸透のゴールに到達するためには、具体的にどのような行動をとればいいのでしょうか。

本当のゴールは社員への浸透ではないため、社内に理念を掲げたりカルチャーブックを作成して社員同士でディスカッションしたりといったことだけをしていればいいわけではありません。社員に理念を浸透させる取り組みも当然大切ですが、経営者が真っ先にやらなければならないのは「事業に理念を浸透させること」になります。掲げる理念と事業が一致していなければ、理念はただの綺麗事にしか聞こえません。そのような状態では、社員にも浸透するはずがないのです。

そのため、まずは自分の事業と本気で向き合い、今の事業が理念を反映したものなのかを考える必要があります。もし違うのであれば、何をどう変えていけば理念と事業が一致するのか分析し、実行していきましょう。

事業と理念が一致していれば、懸命に社員教育をせずとも自然に理念が社内へと浸透していきます。事業そのものが理念に基づいたものなので、社員の行動も自ずと理念に沿ったものになるからです。それによってお客様に感謝され貢献できることを実感していけば「理念に基づいて行動していけば、もっと楽しくなる」と感じてきます。そうして社員ひとりひとりが理念を体現していけば、目指すべきゴールに近づけるのではないでしょうか。

■「理念の浸透=社員を変える」ではない

理念を浸透させる上で認識しておきたいのは、他人は変えられないということです。

理念浸透のゴールを「社員の行動の変化」に置くと、自分の力では如何ともしがたい部分までコントロールしようとしてしまいます。しかし同じ種を持っていない人に、同じ花を咲かせるのは無理なことです。

「理念の浸透」と聞くと、ついつい社員を変えようと考えてしまいがちですが、全く違う価値観や思想を持った人を変えることはできません。同じ理念の種を持っていない人を無理に変えようとするのではなく、採用の段階から種を持っている人を選別するようにすることが大切なのです。

■本日の結論

「社員に浸透させよう」と考えているうちは、理念浸透の本当のゴールにはたどり着けません。本当のゴールは、実はもっと遠いところにあります。社内の人間だけでなく、外から見ても会社の理念が伝わっている。これが最上級の状態なのです。

外部の人にも理念が伝わるようになるためには、事業そのものに理念が反映されていなければなりません。あなたのビジネスは、あなたの理念を反映したものになっているでしょうか?ぜひ一度、点検してみてください。

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