書籍「ムーブ・ユア・バス」が教える組織活性化の視点 | 中小企業の経営コンサルティングならブレインマークス
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2021.05.19

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書籍「ムーブ・ユア・バス」が教える組織活性化の視点

株式会社ブレインマークス

 

 

今回のテーマは「書籍「ムーブ・ユア・バス」が教える組織活性化の視点」についてです。採用の際に、安易に人を雇い失敗し続けている、手をかけた分を裏切られたという経験はないでしょうか。書籍「ムーブ・ユア・バス」は、小学校教師を経て、独自のノウハウで育成のアカデミーを持っているアメリカでは非常に著名な先生の書籍です。ロン・クラークという組織をバスに例えて、組織活性化の視点を紹介しています。

今回は、この書籍を元に、組織を上手くつくっていくためには、どう社内のメンバーを見ながらマネジメントしていくか、採用のどういった部分に気をつけていくかをお伝えしていきます。

 

■5つのタイプの社内構成を理解する

書籍「ムーブ・ユア・バス」は、フランクリン・コヴィーの副社長、ショー・コヴィーが推薦状書いているというほど、非常に名著であり、シンプルな内容になっています。

実は会社の中には、それぞれ役割を持った5人のメンバーが居ると言われています。

・ドライバー…言わば舵取り役の社長です。

・ランナー…会社のために期待以上の事をやる仕事熱心で、成果を出すパフォーマーのことです。

・ジョガー…仕事は、頑張っているのですが、出来る範囲で真面目に着々と物事を進める人のことです。

・ウォーカー…やる気に欠けており、周りの社員から引っ張られたり、後押しされないと頑張らないような、悲観的で周りの欠点にはすぐ気付くようなタイプの人です。

・ライダー…いわばチームのお荷物です。チームの成長も関係なく、成長意欲も関係ないと考えており、解雇されないギリギリのラインの人です。

皆さんの会社も、このような社内構成になっているのではないでしょうか。弊社も今でこそ、活気に溢れていますが、昔は5人のメンバーに当てはまるような社員構成でした。組織の中で、後押しされないと頑張らないウォーカー、会社のお荷物のライダーが増えれば増えるほど、会社は力を失い、格段に成長速度が遅くなっていきます。

このウォーカー、ライダーのタイプに当たる社員を改善していくためにどうすべきなのでしょうか。この書籍ではウォーカー、ライダーがいる会社がどういうふうにマネジメントしていけば効果的なのか、紹介されています。会社全体のヒントとして落とし込むために、一つひとつご紹介していきます。

■組織のパフォーマンスを高めるためにやるべきこと

私たち、中小企業の経営者は、ウォーカーやライダーが気になって仕方ないと思います。私も以前は、日報を見て毎日業務をチェックして、社員の管理をしていたことがあります。しかし、結果的に効果はありませんでした。そもそも、ウォーカーやライダーというのは、上司や社長からいくら何を言われようと、仕事に対する姿勢が変わりません。

朝から夜まで会社を気にしているドライバーや一番パフォーマンスを出せるランナーが、ライダーやウォーカーというお荷物に手を煩わせていても、会社の成長スピードは遅くなるだけです。ですから、会社として実際にやるべきことは、ライダーやウォーカーに手を掛けることではなく、ランナーを活躍させるべく集中することなのです。

しっかりとランナーを鼓舞し、方向性と目的を伝えてゴールを見せ、一生懸命サポートしていけば、ランナーは一人で会社のために走ります。また、ランナーがウォーカーやライダーに捕まらないようすることが重要です。例えば、ランナーに対して、ウォーカーやライダーの面倒見て欲しい、と指導するのではなく、ランナーならランナーとして走れるような体制を整えてあげることが、私たち社長の重要な仕事になります。

実は、ゆっくり着々と会社で走ってくれるジョガーに当たるメンバーも、指導をしなくても自らの力で前へ進みます。しかし、自ら走る力がランナーほどではないため、定期的な面談をしながら、仕事に対してまっすぐ進んでいけるような道筋を、引っ張って示すことが重要です。ランナーより、もう少しだけ手をかけて走らせてあげたら、ジョガーはしっかりと進んでいきます。

言わば、私たちドライバーの仕事は、しっかりで一人で走るランナーを独走させ、ジョガーを仕事に対して、しっかりと前向きにさせてあげること。これが、最も組織のパフォーマンスを高める方法だと、この書籍が教えてくれているのです。

 

■ウォーカーとライダーの対処法

では、ウォーカーとライダーはどうすべきなのかというところですが、この書籍を読み取ると手をかけても仕方ない、ということです。ただ、会社として、仕事に対するモチベーションの低いウォーカーとライダーが増え続けては困ります。会社全体のレベルの引き上げを考えて行かない限り、ウォーカーやライダーにいくら手をかけても組織は変わりません。

ですから、ランナーやジョガー、ドライバーが率先して高いレベルの仕事をやるように心がけていけば、会社全体のレベルが上がり、ウォーカーとライダーのレベルも徐々に上がってくるのです。そうしていくと、実際にライダーやウォーカーがジョガーやランナーに変わっていく瞬間があります。

もう一点、気をつけておくべきことがライダーやウォーカーのようなタイプの人材を軽々しく採用しないということです。採用した時に弊社で働きたいと、とても熱い気持ちを伝えてくる人ほど、入社した後にこじらせてしまうことが多くあります。

入社して、仕事をしているときに熱意があるかというと、そうではありません。どちらかと言うと、自分でも適当にやれるのではないかという気持ちで入社してくるため、採用の時点でしっかりと見極め、排除していくことを真剣に考えていかなければなりません。

■今日の結論

組織を活性化させるには、選択と集中が非常に重要です。ドライバーのみなさんは、集中の対応をウォーカーやライダーではなく、会社にとって価値あるメンバーのランナーやジョガーに手を掛けていきましょう。

ランナーやジョガーが引き上がっていくことで、自然と会社全体のレベルは上がっていきます。合わせて、ウォーカーやライダーといったお荷物を採用しないように、入口の所を厳しくする。そう考えていけば、皆さんの組織も劇的に変わっていきます。

是非、5人のタイプを社内のメンバーに置き換え、誰に一番力を注げば会社が活性化するのか想像しながら、組織の活性化を考えていきましょう。

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