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2020.03.19

コンサルティング

私たちが「今」できることを探す

安東 邦彦

いま、中小企業経営者にできることとは

新型コロナウイルスの感染拡大により、日常生活に大きな影響が出ています。

全国規模での休校措置や、多くの人が集まる催し物の自粛によって、直接的に打撃を受けている人も少なくないことでしょう。

また、新型コロナウイルスは企業経営に大きな影響をおよぼしていることはご承知の通りです。直接的な打撃でなくとも、自粛ムードに閉塞感を感じている経営者も多いはずです。

大企業では「在宅勤務推奨」「イベント中止」「タクシー・マイカー通勤可」などのさまざまな対策を打ち出していますが、中小企業にとっては、すぐに実行できる策が限られることも事実。

未だ全容を見通すことが難しく、年度末を控える中でのこの状況では、経営に与える悪影響を危惧せざるを得ません。

とはいえ悠長に構えているわけにもいきません。

社員や顧客をはじめ、会社に関わる人々の健康を守り、社会への影響を最小限に抑えるための努力は、ありとあらゆる業種の経営者に求められています。

中小企業経営者は今、この状況で何に取り組むべきでしょうか。

イベントを予定通りに遂行すべきか

ブレインマークスの現状としては、講演の中止、経営塾の延期、新型コロナウイルスに打撃を受けているクライアントからのご相談など、その影響の大きさを実感しています。

経営者や事業責任者の中には、事業に関わるイベントを予定通りに遂行すべきか否か、頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。

実際に有名アーティストのライブイベントなどを見ても、やむなく中止とするケースもあれば予定通り遂行するケースもあり、対応はさまざまです。

やろうと思えばやれるけれど、モラルが問われる。そんな判断が求められるからこそ難しい状況です。

私自身は明確な科学的エビデンスを語れるわけではありませんし、これが正解だと言い切るつもりもありませんが、3月中旬の自社主催セミナーは、オンラインでの開催に変更しました。

この状況では、致し方ないと思っています。

オンラインでの活動強化を選択肢にしてはどうか

ここでご提案したいことは、営業活動、打合せ、セミナーについては、「予定通りに行なうのか」「中止するのか」という選択肢に加えて、「オンラインでの実施」という方法を選択肢に入れてみてはいかがでしょう?ということです。

実はブレインマークスでは、2015年頃から個別コンサルティングのオンライン実施の実験を重ねてきていまして、現状の個別コンサルティングの約30%はオンラインで実施しています。今回の新型コロナウィルスの影響を受けて、今月は約50%はオンラインによる実施です。

さらに、2018年の後半から、セミナーのオンライン実施にチャレンジして、既に30回以上開催しています。実は、オンラインのセミナーは、参加者の皆さんとのコミュニケーションが充実させることができるため、満足度が高いことがわかりました。

その結果を受けて、2019年夏ごろから、営業活動もオンライン実施に変更してみたのです。もちろん、直接お会いする必要があるケースもあるでしょう。しかし、サービスのご案内や簡単なご相談については、オンラインで実施することによって、双方にとって手間もコストも減り、効果的に行えると実感しています。

通常、法人営業のフローといえば「アポイントを取って訪問する」というものが主流だと思いますが、私たちはアポイントが取れたその時間に、ビデオ会議ツールの「Zoom」をつなぐのです。

オンラインでの営業はなかなか便利ですよ。会話をしながら、その場でこちら側の画面を共有して資料を見せることもできます。

そもそも営業活動は、受注が決まるかどうかわからないという不確定要素の強いもの。決まらないものに対して時間や交通費をかけるのはバカバカしいですよね。

かつては途中で通信が途絶えてしまうなどストレスを感じることも多かったのですが、使用するツールをZoomに変えてからはうまく進むようになりました。

そして、遂に2020年2月から、新卒、中途の採用の第一次面接もオンライン化することをスタートしたのです。

宣伝をしたいわけではありませんが、新型コロナウイルスによる混乱の中で、Zoomは使い勝手の良いオンライン会議ツールとして注目が集まっています。まだ使ったことがない方は、試してみる価値があると思います。

特に「直接に合わないとダメ」という価値観を書き換えるには、良い機会かもしれません。

ピンチの時にしか変われないものもあります。

是非、ピンチをチャンスに変える一つとして、オンラインでの活動強化にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

次回は、危機に強いビジネスモデルについて考えます。

(安東邦彦)

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