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2019.08.29

コンサルティング

マーケティングを「令和ブーム」を題材に考える

安東 邦彦

 

新元号とマーケティング

天皇皇后両陛下の即位によって「令和」の新時代が始まった5月。
それから数ケ月が過ぎても祝賀の熱はまだ冷めやらず、
街のいたるところで「令和セール」「令和フェア」といった宣伝が踊っています。

昭和生まれの私の世代では、
昭和から平成へ移り変わっていったときのことも懐かしく思い出されます。
国全体が悲しみに沈む中で始まった新時代でした。

それだけに、今回のように国を挙げて新元号を祝い、盛り上がれること自体、素晴らしいと思うのです。

今年の前半は「平成最後の〇〇」ブームが続き、そこから「令和最初の○○」ブームへ。
元号にあやかった宣伝文句が目を引いています。
こうした「元号」マーケティングからも、学ぶことはあるなと思うのです。

今回は新元号「令和」を題材に、中小企業が考えるべき
「マーケティングの波」について考えてみたいと思います。

「お客さんを喜ばせてあげよう」という視点のマーケティング

令和ブームも落ち着きを見せつつあるかな……と思う一方で、
「令和せんべい」「令和Tシャツ」などの関連(便乗?)商品はまだまだ元気なようです。

5月にアメリカのトランプ大統領が来日した際には、
「令和最初の国賓」として取り上げられていました。
身近なところでも、文書やメールなどで「令和元年」と使ってみたくなるという人は
少なくないのでは?

こうした波に乗ってマーケティングをしたり、商品開発をしたりするのは、
とても大切なことだと思います。

何も、うまくお金を儲けよう、というだけではありません。
その背景には「お客さんを喜ばせてあげよう」という視点での
マーケティングがあるからです。

仮にそのおせんべいが特別おいしいものではなくても、
話題作りとして、購入するお客さんには特別な体験を提供しています。
「令和元年に令和せんべいを食べたよなぁ」という体験提供を担っているのです。

 

流れの変化を楽しむということ

この「波に乗っていく」という動きは、マーケティングを実践する上で、
とても大切なことだと考えています。

令和のブームは非常に分かりやすい例となりましたが、
このように時代の波に乗ったり、業界の波に乗ったりすることは、
会社経営そのものと言えるのではないでしょうか。

波を常にキャッチして、その動きを見定めて、芯をずらすことなく乗っていけるか。

「変化の流れを楽しむ」という姿勢も、
中小企業経営者には欠かせないものなのかもしれません。

ブレインマークスでも、これまでにさまざまな波をとらえ、挑んできました。
次回は私たちが実際にしてきたことについても、少しだけご紹介したいと思います。


(安東邦彦)

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