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2017.06.15

コンサルティング

【経営コーチングプログラム】システムの重要性は大企業も中小企業も同じ

株式会社ブレインマークス

社風を作るシステムとはどんなものなのか。それを考えるために、ぜひご紹介したい企業があります。それは、伊那食品工業株式会社。長野県に本社を置き、もうすぐ設立60年を迎える食品会社です。

 

社員満足度が高く、社員が自主的に動く文化があることで有名な伊那食品工業株式会社。創業者である塚原氏が、意図的「いい会社づくり」「いい会社文化づくり」を始めたのは、創業間もない頃からでした。

 

この企業の経営理念「いい会社をつくりましょう 〜たくましく そして やさしく〜」というもの。これには、「いい会社に入ったんじゃない。皆でいい会社を作るんだ」というメッセージが込められています。この言葉自体が経営のシステムとなっています。

 

なぜなら、このように会社が進む方向を言語化することは、社員に進むべき方向を意識させ、行動の道しるべになるからです。方向性が明確になることで社員の行動にはブレがなくなり、組織としての力も着実に上がっていきます。

 

例えば同社では「凡事継続」と称し、「いい会社だ」と思ってもらえることは些細なことでも実行しようと呼びかけています。

 

その結果、片側1車線しかない同社の前の道路を渋滞させないよう出社時には大回りして左折で入る、社外でもスーパーなどの駐車場では店に近い場所は妊婦やお年寄りが駐車できるよう、自分たちはなるべく離れた場所に止める、といった行動が生まれました。

 

それらは、地域の人たちに「伊那食品はいい会社」だと印象付け、社員にも自社に対する愛着心と働く誇りを持たせることにつながっています。これは偶然ではありません。経営理念というシステムを元に意図して作られたものです。

 

システムが重要なのは、大企業も中小企業も同じ。年間売上高が10億円くらいの企業でも、優れた企業では経営者がしっかりとこうしたシステムを描いているのです。

 

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