【アメリカツアー体験記(6)】日本の大手とは真逆のスタイルで成長するホールフーズ | 中小企業の経営コンサルティングならブレインマークス
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2017.04.12

ブレインマークスとは

【アメリカツアー体験記(6)】日本の大手とは真逆のスタイルで成長するホールフーズ

株式会社ブレインマークス

2016年10月、ブレインマークスでは日頃お世話になっているお客さまとともに「成長企業海外視察ツアー」を実施しました! アメリカ各地を訪れ、成長企業の現場から得た学びを共有します。

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今回ご紹介するのは、テキサス州オースティンに本社を構える食料品小売りチェーン「ホールフーズ・マーケット」

 

 

なぜ、視察先としてホールフーズを選んだのか。それは、「社員へ大幅に権限委譲し、店舗独自のスタイルを築く経営手法」が注目されていたからです。

 

ホールフーズではひとつの店舗が9つのチームで運営されています。驚くべきは、そのチームリーダーが持つ権限の多さにあります。

 

 

チームリーダーの権限は、チーム管理や売り場デザイン、方針決定だけでなく、採用にまで至ります。本部からの指示は全体の約2割程度。ほとんどの決定をチームリーダーが行なえるのです。その結果、自主的に責任を持ち、他店視察や商品知識を高める活動を行うようになり、店舗内のプロ意識も高まっています。

 

一見すると組織として一体感がなくなりそうだと思われるこの形態ですが、ホールフーズではある方法でまとめ上げています。

 

そして、スーパーマーケットの顧客満足度ランキングでは常に上位に名を連ねる企業へ成長したのです。アメリカ国内のみならず、海外へも積極的に出店しています。

 

 

もちろんアメリカにも、低価格で良質な品を提供するウォルマートのような競合が多数存在します。ライバルに打ち勝つため、ホールフーズはどのような仕組みを構築しているのか。次回はより詳しくレポートします!

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