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2018.09.19
成功者の言葉を鵜呑みにしてはいけない

安東 邦彦

日本中の社長と会っていて、最近よく思うことがあります。

それは、「成長したければ社長は働いてはいけない」ということ。

 

事業のために社長が働くのではなく、

「事業を働かせる仕組みを作ることが本来の社長の仕事」であると思うのです。

 

 

■「利己的な社長になる」のではなく……

前回の私のブログでは、「社長の仕事」という観点で

会社の将来像を描くことの重要性についてご紹介しました。

今回も引き続き、このテーマをさらに深く掘り下げてみたいと思います。

 

冒頭で書いたように私は、

会社を成長させたいと思うなら

「社長が働いてはいけない」と考えています。

 

「社長が働かなければ、誰が働くのか?」

「社員にばかり働かせて、自分は楽をしろということ?」

 

そんな疑問が湧いてくるかもしれませんね。

私が言いたいのは、「自分のことだけを考える利己的な社長になれ」ということではありません。

 

事業のために社長が働くのではなく、

「事業を働かせる仕組みを作ることが本来の社長の仕事」であると言いたいのです。

 

 

■成功者の言葉を鵜呑みにしてはいけない

高度成長期には、頑張れば頑張った分だけ、

豊かに、幸せになることができました。

 

私はその時代を生き抜いてきた成功者から、

「会社を立ち上げてからの数年は寝る間もないくらい働いたものだ」という台詞を

幾度となく聞いています。

 

会社を立ち上げたばかりの私は、

「そうか、経営者はみんなそれくらい努力をしているんだ。甘えたことは言っていられない」

と奮起し、朝から晩まで働いてきました。

 

「もう少し頑張れば、楽になる」

「ここを乗り越えれば楽になる」

 

そう自分に言い聞かせて、身を粉にして働き続けました。

 

ところが10年が過ぎても、ちっとも楽にはなっていませんでした。

そして気付いたのです。

 

「もう少し頑張れば楽になる、ここを乗り切れば大丈夫」と、

何かの呪文のように毎年同じことを言っている自分がいました。

 

 

■「立ち止まる」ことの重要性

私は、これまで十数年にわたり、

売り上げ拡大を支援するコンサルタントとして、

自らも中小企業を経営しながら、500社以上の会社の経営者を支援してきました。

 

その中で多くの中小企業経営者の悲鳴を聞いてきました。

 

一見、業績が伸びている会社であっても、

経営者は自ら病気になるほど働いている上に、

悩みだらけで、トラブルにまみれており、プライベートはボロボロなのです。

 

そして、多くの社長がその泥沼から抜け出す術も知らないのが現実です。

 

だからこそ、声を大にして言いたい。

 

成長したければ、社長は働いてはいけない!

勇気を持って立ち止まり、事業を働かせる方法を学ばなければならない!

 

次回は、この思いの背景をもう少し詳しく説明させてください。

 

(安東邦彦)

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