【安東の経営者ヒストリー】起業、急成長、そして裏切り | 中小企業の経営コンサルティングならブレインマークス
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2016.07.21
【安東の経営者ヒストリー】起業、急成長、そして裏切り

株式会社ブレインマークス

6月にご紹介した当社代表・安東の若かりし頃のエピソードには、たくさんの反響をいただきました。ご覧いただきありがとうございます! 今日はその続き、起業後のお話をご紹介します。

 

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24歳で起業した安東は、当時販売数が伸びていた浄水器などの設備工事需要に目を付け、秋葉原の量販店に営業しました。他には積極的に営業する業者がいなかったこともあり、初年度からなんと500件の受注を獲得。

 

1年間、安東自身が必死に現場を飛び回り、取り付け工事をこなしていました。念願だった通販事業を展開するために、必死に売上を作る日々。

 

当時は、深夜の通販番組に1分半紹介してもらうだけで、300万円かかったのです。300万円が一発でダメになっても平気なように、工事業を頑張りました。そして、満を持してスタートした通販事業で、販売していた空気清浄機が大ヒットへ。

 

大手百貨店にも商品を卸すようになり、会社は急拡大しました。社員数30人で年商8億。

しかし、当時の安東はどんぶり勘定もいいところで、手計算程度でしか数字を見ておらず、

資金繰りにはいつも苦労していました。

 

同業の社長に誘われる機会も多くなり、夜な夜な歌舞伎町へ繰り出していた安東。「出資してやるよ」と言ってくれる人も多く、どんどん受け入れていたら、気付いた頃には自分自身の持ち株が30%しかない状況に……。

 

「年商8億円、利益1億円」。それを株主に通知した数週間後に、「解任動議」が届きました。訳が分からないまま、数日後には突然新しい社長が現れ、安東は追い出されてしまいます。

 

藁をもつかむ思いで弁護士に相談したら、「株式会社は株主がいちばん偉いんだよ」「まだ若いんだからやり直しなさい」と言われておしまいでした。裁判しても勝ち目がない。必死で作り上げた会社を、ある日突然奪われたのです。ときに安東、27歳。

 

住んでいたマンションを売り払い、1Kのアパートで引きこもる日々。永遠の暗闇のように思えた期間が続きました。

 

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安東の経営者ヒストリーは、今後も随時お届けしていきます!

 

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